未来の人材育成委員会
委 員 長 近藤 祐真
副委員長 笠原 真那美
1.基本方針
自身を取り巻く環境が目まぐるしく変化し、将来の予測が困難となった現代、その中で子どもたちが成長の過程の中で必ず直面する大きな壁を自身の力で乗り越えていくためには様々な能力が必要になってきますが、特に環境に適応する能力が必要になってきます。昨今、子どもたちを取り巻く環境において急速なオンライン化やSNSの普及に伴い、以前と比べて目と目を合わせて対話する交流が減少したことや、核家族化や世帯規模の縮小による影響・地域コミュニティの希薄化による影響により、人と人が触れ合う機会も減少したといえます。これらによりコミュニケーションの取り方が変化したことで、柔軟性の低下が危惧されています。
相手の想いを汲み取り自分の想いを伝える能力である柔軟性の低下が子どもに与える影響は深刻であり、良好な交友関係を築くことができないことや、多様な価値観が溢れている中、偏った価値観や環境での交流に制限されることで、大きな壁にぶつかった時に克服する力が身についておらず、自立した大人への成長を阻みます。
そこで当委員会は、スマートフォンに馴染みが深くなる10代の子どもたちを対象に、多様な価値観を持つ人とのコミュニケーションを通して、相手の想いを汲み取る力、即ち多様な考えを尊重できる力を育む事業を行います。同時に自分の想いを伝える力も育みます。それを一過性のものに留めることなく継続して展開していくことで、この事業に関わった子どもたちは、今後の生活の中でも多様な考えを尊重し合い意見を交わし、課題を解決する力を育むことができます。
この事業を通して『相手と自分の双方を尊重した自己表現』を実現した子どもたちは、時代の変化がますます激しくなると予想される世の中でも、自分の足でしっかりと自分の人生を歩んでいくことができるでしょう。
2.事業計画
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- 4月度例会(子どもたちとJCメンバーの交流)
- 7月度例会(育成事業説明会・広報事業)
- 青少年育成事業