2020年度 理事長所信

公益社団法人 鯖江青年会議所

2020年度

理 事 長 所 信

 

 

スローガン

団結

~一人は皆の為に、皆は一人の為に、全ては明るい豊かなまちの為に~

はじめに

1948年、戦後間もない日本で「新生日本の再建は我々青年の仕事である」という覚悟の下、東京にて青年会議所の運動が始まりました。その運動は東京だけに収まらず全国に広がりを見せ、1963年に私たちが住み暮らすこのまちにも創立されました。その時より、今日に至るまでの長きに渡る鯖江青年会議所の歴史の中において、私は2015年2月に鯖江青年会議所と出会い、入会させて頂きました。

入会した当時の私は右も左も分からない中で、「青年会議所とはどういった活動を行っているのか」、「運動とはどういったものなのか」をより深く知りたいとの思いから全ての委員会や理事会にオブザーバーとして参加させて頂きました。その中で鮮明に覚えているのはこのまちの未来をより良くする為に会員の皆が団結し、真剣に議論しているその姿に感銘を受け意識が変革したのを覚えています。このように議論が繰り広げられる中で仲間と共に多くの時間を費やし、まちや人の為に尽くすのは少なからず利他の精神と目的意識の統一があったからに他なりません。

近年、鯖江青年会議所に在籍している会員の半数以上が入会3年未満です。まだ青年会議所が行う運動について分からない会員が多くいる為、目的意識を統一し団結することが必要だと考えます。団結することで、自分の為だけではなく、まちの人たちの為に切磋琢磨することができ、地域を牽引するリーダーとして、地域に与える影響力を高める事に繋がります。

そして、2015年9月に国連にて採択されたSDGs(持続可能な開発目標)があり、持続可能な世界を実現する為の17のゴールに169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さないとの誓いを元に、私たち青年会議所も推進しています。

今年度の鯖江青年会議所では、雇用の創出、女性の活躍、循環型社会の構築など、経済、社会、環境の3側面に好循環を生み出し、若者が住みたくなる・住み続けたくなるまち「持続可能なめがねのまちさばえ」を目指している鯖江市の取り組みを私たち鯖江青年会議所は運動を通じて応援して参ります。

 

 

地域を牽引するリーダーとして

私たち鯖江青年会議所メンバーは、この地域を明るい豊かな社会にすべく、地域を牽引するリーダーとして運動を展開しています。

私たちが行う運動は、多様な価値観を持つ人々へ向けて行うことから多くの視点が必要となります。そして、同じ目的に向かって力を合わせていく人々の協力が地域をより良く変えていく原動力となってきます。

私たちが活動する地域には、性別や年齢、職種も異なる多様な価値観を持つ人たちが暮らしています。そのような多様な価値観を持った人たちに自分の考えを伝えることや、相手の考えを聞き取ることができなければ想いを汲み取ることができず、十分な理解や協力が得られなくなってしまうことに繋がってしまいます。

自分の意見や考えを相手に分かりやすく伝える為の発信力と相手を理解し気持ちを尊重して共感する傾聴力も合わせて必要になります。それら両方の力を兼ね備えることで地域の人たちを巻き込むことができるようになり、より大きな影響を与えることができるようになります。地域を牽引するより良いリーダーとなりましょう。

 

 

多様性ある組織の拡大

私たちが行う運動は、偏った考え方や捉え方では決して良い運動はできません。様々な環境における多くの視点を取り入れていくことによって良い運動を展開することができると考えます。

私たちの運動をより大きな力に変えていくには、より多くの仲間が必要です。私たちが活動するこのまちには、鯖江青年会議所の入会資格である20歳から40歳の人口は男女合わせて約1万9千人もの人々がいます。これまで接点を持てていなかった人たちとの関わりを増やしていくことで、勤めに出ている方や女性の人たちといった多くの人材と出会い、他業種との人脈や苦楽を共にする素晴らしい仲間を得ることができます。

入会したばかりの会員は右も左も分からない状況です。入会後のサポートをメンバーで協力して行い、会員同士の交流の機会を設けます。会員相互の距離を縮めていかなければ青年会議所の活動に魅力や活動意義が見出せず、その結果として退会にも繋がってしまいかねません。

多様な人材を迎え入れていくことによって、鯖江青年会議所に集うメンバーにも出会いと新たな気付きをもたらすと共に私たちの運動は多様な視点を取り入れることができ、組織力の向上に加え地域に与える影響も大きくなります。

創立55周年より、順調に会員拡大を増やしてくることができた良い流れを継続し、地域に与える影響力を高めていく為にも、創立60周年に向け会員数60名を目指し、全員で団結して取り組んで参ります。

 

 

若者が活躍できるまち

私たちが住み暮らすこのまちは、行政が行う政策による取り組みやまちの人たちが起こす運動、地域活動によって発展してきました。

しかしながら、少子高齢化が進んでいる現代において、政策や運動、地域での活動を若者が他人事としてではなく、当事者として意識を持って活躍してもらわなければ、経済面、社会面、環境面の悪化に歯止めが掛からないばかりか、このまちの未来は衰退してしまいます。

これらを踏まえ、まちが抱える課題を解決していくには、まちの未来を想う若者が増えて活躍していく必要があります。そうすれば、まちが抱える課題の解決に繋がり、若者が活躍する姿を見た多くの市民も触発され、地域の活性化にも結びつきます。

今年度、私たち鯖江青年会議所は行政、民間と団結し、若者に興味や関心を持ってもらえる事業をすることによって活躍する若者を増やします。

 

 

まちの未来を担う青少年育成

現在の子供たちを取り巻く環境は、テレビやインターネット、ゲームなどの電子機器による様々な悪影響に加え、核家族化や家庭環境の多様化により人と人が触れ合う人的環境が空洞化しつつあり、これまで人と人との繋がりを通じて育まれてきた、人を思い遣る心や人を敬う心を養う機会が失われつつあることが懸念されています。

子供から大人への成長過程において、学びや遊びを通じ、育まれてきた人への思い遣る心や敬う心は自分自身の成長や人間関係の形成を行うのに必要な要素となります。

また、子供達は大人を模範としています。大人である私たちが子供たちの考えを尊重し、愛情を持って接していかなければなりません。また、時には情に流されず厳しく接していくことも必要であり、どれも思い遣りの心を養う過程においては重要です。子供たちにしっかりと思い遣りの心を育ませることができれば、自ずと敬う心も育ってくるのではないでしょうか。

人への思い遣る心と敬う心が育まれれば、人との交流や友情も深まり、人との繋がりを大切にする大人へと成長を遂げ、成長した子供たちは私たちの光となり、私たちのまちを明るく照らしてくれます。学んだことが決して薄れることなく記憶に残り続ける事業をまちの未来を担う子供たちの為に皆で団結して行いましょう。

 

 

団結した組織である為に

私たちが行う活動において運営は組織の要であり、その中で必要となってくるのは、会員への伝達、例会、総会、理事会の設営や福井ブロック協議会が行う事業の参加促進等が挙げられますが、律された組織運営を行うには、事務局による運営の在り方が重要となってきます。

様々な環境で生活をする会員が積極的に活動に参加できるようにする為には、ICTを活用した情報伝達や、状況に応じて子供を連れての参加ができるように柔軟な対応が必要となってきます。また、現役会員の半数以上が入会3年未満という現状において、これまで蓄積されてきた青年会議所の知識を共有していかなければ、組織力が低下してしまうのではないかと危惧しています。

これらを払拭するには、活動の基本となる知識の共有を図り、全力で運動を行えるようにしていく必要があると考えています。これらが共有されることによって、活発な議論や活動に対しての意義が見出せることにもなり「明るい豊かな社会の実現」という理想に向かって団結した組織になります。

 

 

仲間の可能性を広げる為に

私たちが所属している青年会議所は、鯖江青年会議所、福井ブロック協議会、北陸信越地区協議会、日本青年会議所、国際青年会議所があり、活動するエリアは鯖江市・越前町から広くは世界にまで広がっています。

今年度は、福井ブロック協議会の会長を鯖江青年会議所から輩出し、鯖江青年会議所のメンバーが主体となって福井ブロック協議会を運営しております。福井ブロック協議会が行う事業は、鯖江市・越前町で活動するだけでは得られない、福井県や日本という大きな視野や気付きを学べる機会が多くあります。積極的に参加し学びを得ることで、仲間と共に団結し福井ブロック協議会を盛り上げていきましょう。

また、出向することでスケールの大きな事業に携わることや様々な価値観を持った志の高い各地青年会議所会員との出会いや共に活動を通じて県内外の仲間との交流を深めることができます。それにより鯖江青年会議所では経験することのできない物事を多角的に考える視点を得ることにも繋がります。出向で培う知識や経験は個人の成長のみならず、今後の鯖江青年会議所においても貴重な財産にもなります。

このように出向には多くの出会いと成長があります。しかし、出向することの素晴らしさは実際に出向しなければわかりません。出向を大きく成長する機会と捉えてさらなる飛躍を目指して挑戦していきましょう。

 

 

結びに

私たちのまちを明るい豊かなまちにする為には、先ずは最優先で行わなければならないことがあります。それは私たち鯖江青年会議所の会員が団結することです。仲間の事を互いに思い遣り支え合える組織は、一人が皆の為に皆が一人の為に行動することによってどんな困難にでも立ち向かっていくことができるからです。団結を持って地域が抱える課題に取り組んでいくことによって地域により大きな影響を与えることができます。それは一人では決して動かせない道を塞ぐ大きな倒木であっても、一人また一人と集まりより多くの人が集まればやがて小さな力は大きな力となり倒木さえも動かすことができるようになります。我々が直面している課題こそが倒木なのです。だからこそ今、私たち会員同士の団結がこれまで以上に重要となってくるのです。

そして、私たちの人生において若さと力溢れる期間は限られています。その若き青年である私たちがまちや人の為に団結し力を合わせて明るい豊かなまちへと創り上げていく姿は、まちの人たちをアクティブシチズンへと変えていきます。

 

 

スローガン

団 結

~ 一人は皆の為に、皆は一人の為に、全ては明るい豊かなまちの為に ~

 

基本方針

 

一、 会員一人ひとりが団結意識を持つ組織

一、 会員の例会・事業に対する積極的な参画

一、 100%例会の設営

一、 地域を牽引するリーダーの研修例会の実施

一、 創立60周年、会員数60名に向けた全員で取り組む会員拡大

一、 若者が活躍できるまちづくり事業の実施

一、 思い遣りの心と人を敬う心を育む青少年育成事業の実施

一、 会員の資質を向上する例会の実施

一、 福井ブロック協議会への積極的な参加

一、 SDGsの推進

一、 事業の検証と継承

投稿日:2018年12月25日 更新日:

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